TAOC ハイレゾリューションスピーカーシステム

AFC-L1


理想の音づくりのためには、何ひとつ妥協しない。
聴こえてくるのは、その徹底したこだわりと情熱の響きです。

特徴

デザインを一新、ラウンド型デザインを採用。ユニット構成はFC4500のスタガード・2.5Wayシステムから、オーソドックスな3Wayを採用したフロア型フロントバスレフ・スピーカーシステムです。
スピーカーユニットの取付けにはハイカーボン鋳鉄製の「マウントリング」を配置するアイソレーテッドマウント方式を採用。
振動板の動きによるユニットフレームの微小な変形を最小限に押さえることで、ユニットの持っている性能を最大限に引き出します。脚部にはハイカーボン鋳鉄を採用し、底板の響きを調整すると共に余分な振動の重なりを防止します。
これらはTAOCが貫く不変のノウハウです。
今回、新たに専用のベースを採用しました。このベースは、スピーカーの振動と床の振動の直接的な伝播を遮断しています。ベースとスピーカーは響きという面では一体であり、スピーカーの最終的な表現力の調整のために重要な役割を発揮しています。試聴の繰返しによるベースへの「整振子」の配置、これがTAOCの整振テクノロジーです。

Driver Unit ドライバーユニット

確たる設計思想のもとに良質な音づくりを目指しているメーカーを世界中から選び抜き、膨大な時間をかけて徹底的に試聴。
さまざまな音楽を知り、数限りない音を聴いてきたTAOCの“厳格な耳”を満足させるドライバーユニットです。

ツィーターユニット

強力なネオジウム磁石により、可聴帯域外(80kHz)までをカバーするスキャンスピーク社製・リングラジエタータイプを採用。超高音域の減衰を防ぐため、磁気回路に銅のショートリングを設けることで、ボイスコイルに発生するインピーダンスの上昇を抑えます。

スコーカーユニット

スキャンスピーク社製・18cmスライスドペーパーコーンタイプを採用。振動板に切れ込みを入れ、それをバインダーで接着することにより剛性を高めました。これにより、中音域以上にて発生する分割振動を防止します。

ウーファーユニット

最高峰のユニットと言っても過言ではない、オーディオテクノロジー社製・23cmポリプロピレンコーンを採用。色付けや歪みのない、良質で自然な低音を生み出します。ボイスコイル部にカプトン素材を使用することより、極めて低い機械的抵抗を実現し、非常に低いレベルの低音の再生に威力を発揮します。

Sound Control 整振技術

良い音を得るためには不要な音、バランスを乱す音など、スピーカーが発するさまざまな余分な音を排除し、巧みにコントロールする必要があります。
AFC-L1は、TAOCが持つ優れた鋳造技術を取り入れることにより、他では真似のできない高いレベルの “整振”を実現します。

ハイカーボン鋳鉄製マウントリング

ウーファーやスコーカーの不要振動がエンクロージャーに伝わることを徹底排除するために考え出したTAOC独自技術。ユニットフレームのゆがみを低減し、ハイカーボン鋳鉄による高調波歪みの低減効果により、コーン紙のみが振動する理想的な状況を作り出すことで、中低域の解像度を飛躍的に改善。

●ユニットフレームの歪み比較(アイシン高丘でのテストによる)

▼歪み比率の変化を動画でご確認いただけます(画像をクリック)。


鋳鉄リング有り

鋳鉄リング無し

Sound absorbing material 吸音材

スピーカーの音質に大きな影響を与える吸音材には、静岡県工業技術研究所と湖西フェルト株式会社との3者共同開発による新素材を採用。従来品(獣毛やグラスウール)に比較して300Hz~1100Hzの吸音率が向上。この素材をふんだんに使用し、経験に基づいた最適位置へ適切に配置することで、トールボーイタイプにありがちな定在波を効率的に吸収し、音質を高めています。

Bass reflex 大口径バスレフポート

新開発ウーファーユニットの良質な低音をあますことなく得るために、大口径バスレフポートを採用。
空気の流れを妨げる要素を極力排除するとともに、その大きさで全体のスタイルにインパクトを与えます。

Network Unit ネットワークユニット

音の純度と音楽性に多大な影響を与えるネットワーク素材には、高純度OFCコイルや高精細コンデンサー、無誘導抵抗など、音質に良い結果をもたらすと考えられるものをさまざまに試し、試聴を重ねて厳選しました。プリント基板を一切使用せず、OFC配線で構成することにより、抜群の透明性を実現します。

Speaker Terminal スピーカーターミナル

高純度無酸素銅(OFC)材を無垢から削り出し、音楽信号のロスを極力なくしました。カーボン調を基調としたTAOCオリジナルバインディングポストを特注仕様で採用しています。

Insulator インシュレーター

スピーカーベース庫内へハイカーボン鋳造インシュレーターをシンメトリーに配置。鋳鉄インシュレーターの整振効果によりスピーカー全体の響きの調和を保っています。

Speaker Leg スピーカーレッグ

スピーカー本体を支えるための大型のグラデーション鋳鉄インシュレーターを採用。スピーカーからの振動伝播を最適に制振します。

Enclosure エンクロージャー

不要な振動を重ねない、響を抑制しすぎない、固有振動(共振)はさせない。
この3つを設計思想に置いて開発。直線の美しさとラウンド形状を調和させたフォルム、
隙間の美を組み合わせ、TAOCの新しいハイグレードとなる顔を生み出しました。
ユニットを囲むマウントリングに採用した銀鏡塗装は、柔らかな光の美しさを醸しだします。

構造・部材

バッフル面はユニットの自然な響を受け止めて、その自然さを消さないようにするために、板厚30mmのロシアンパーチの無垢材を使用。振動の均一化を図るために平行度0.3mmの精度で加工し、さらに強度アップと仕上げの綺麗さの向上を目的に、1.2mmのメラミン樹脂板を貼りこんでいます。 側板は余分な響と定在波を防止するためのラウンド形状を作り込むために、厚さ2.5mmの高密度MDFを12枚貼り合わせる特注材を採用しました。 表面の内部構造は、整振の観点から仕切り板を排除。補強リブにはモーダル解析での周波数ごとの変形解析の実施のもとに取り付け位置を決定し、共振防止のためにあえて左右非対称に取り付けています。さらに、バッフル面と底板のスラント設計でも内部の定在波を防いでいます。

仕上げ

熟練の仕上げ職人による高い技術を用い、国内で仕上げました。カーリーメープルとゼブラウッドの突き板による自然な質感と、ピアノ塗装の伝統を継承した8層にも及ぶ塗装によるピアノフィニッシュが、リスニング空間に高級な趣を添えます。

Made in Japanの技
日本の匠が実現させた精巧なつくり、美しいフォルム。

AFC-L1の大きな魅力のひとつに、エンクロージャーの美しさがあげられます。直線と曲線を見事に調和させたデザインを、寸分の狂いなく完成させるためには、日本の匠の技なくしては成し得ませんでした。その研ぎすまされた技は随所に活かされており、たとえば内部はホゾ接ぎ加工によって反りやねじれを防止する強固な接合を施しています。 馬蹄形をした天板前面と側板に、30mm厚のバッフル材を正確に取り付ける技術なども見事と言えるでしょう。AFC-L1は、そうした経験豊かな技を持つ国内屈指のエンクロージャー製作技術者にして、「これまでに最高レベルの難しい箱」と言わしめた精巧なつくりを実現しています。

AFC-L1M
カーリーメイプル

AFC-L1Z
ゼブラウッド

ハイリゾリューション
スピーカーシステム

AFC-L1
主な仕様

型番●
AFC-L1Z(塗装色ゼブラウッド) AFC-L1M(塗装色カーリーメープル)
形式 ●
3ウェイフロントバスレフ型
使用ユニット ●
高音域 2.5 cm リングラジエーター
中音域 18 cm スライスドペーパーコーン
低音域 23 cm ポリプロピレンコーン
再生周波数 ●
28Hz ~ 80kHz
出力音圧レベル ●
90dB / 2.83V
最大入力 ●
250W
インピーダンス ●
クロスオーバー ●
400Hz / 12dB、4kHz / 18dB
最大外径寸法 ●
H 1080 × W 380 × D 480 mm(スピーカーベース含む)
重量 ●
55 kg(スピーカーベース含む)
付属品 ●
ショートケーブル、クリーニングクロス

カタログ/取扱説明書ダウンロード
AFC-L1コンセプトブック

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